Telekumo テレクモ

Case Study
導入事例

~Telekumo導入でITマネジメントコストを大幅削減。PC調達コストをゼロに~

中堅システム開発企業 S社様

【従業員規模】50名~100名
【導入範囲】全社導入
【導入サービス】Telekumoスタンダードプラン、Telekumoヘビープラン

クラウドサービスの煩雑なやり取りで業務を圧迫

Telekumo(テレクモ)を導入する前にはどのような課題がありましたか?

課題は2つありました。
まず、当社は情報担当部署がありません。パソコンなどのIT資産を管理、マネジメントする仕組みがなく、情シス担当は社内においていません。それをカバーするためにさまざまなクラウドサービスと契約していましたが、煩雑なやりとりが生じるのでコストをかけても却って業務を圧迫してしまっている感がありました。

具体的には、部署変更したり退職したりした人がまだ既存システムにログインできる、といった問題に対し、事務やエンジニアが本来の業務をストップして対処しなければなりません。これは解決すべき課題です。

もうひとつはオリンピックによって都心の交通が混雑し、社員の出勤が難しくなることが予測されていたためです。そのため、当社では以前から2020年中にテレワーク環境を整備しようと動いていました。
現実にはオリンピックではなくコロナ禍によって出勤が難しくなったわけですが、緊急事態宣言が発令されても慌てずに済んだのは不幸中の幸いでしたね。新卒の採用も、当社はリモートでおこないましたが、かなりスムーズに面接やグループワークを実行できたと思います。

セキュリティ向上とIT資産の厳守

Telekumo(テレクモ)を導入しようとしたきっかけは何ですか?

ネットワークのセキュリティを高めなければならないということと、IT資産を守らなければならないということです。また、通勤時間をカットして業務を効率化し、残業を減らしたいということもありました。業務のあり方を時代に合わせるということでしょうか。
通勤時間が減ることや残業が減ることは、働きやすさにもつながりますから。

入社手続きや人事異動で面倒な手続きなし

Telekumo(テレクモ)を選んだ理由・決め手はなんですか?

VDIということでテレワークでのセキュリティが担保されていることが大きかったです。また、日本企業がサポートまでワンストップで提供しているということも安心感につながりました。
人が増えても新たに何かを調達する必要がないというのが非常に大きいですね。

業務の効率化も大幅に改善。導入したことで工数削減に直結

Telekumo(テレクモ)を導入後、問題は改善しましか?

セキュリティの確保やサポートが充実しているということは当初の想定通りでしたが、実際に導入してから気づいた点として、事務方の工数削減に大きく寄与しました。新入社員や中途社員に対してライセンスを付与すれば一からPCをセットアップする必要がなく利用できますし、部署異動があっても面倒な手続きなしにすぐ設定を変更できるようになりました。

事務方に余計な負担をかけずに仕事ができるのは、社全体の効率化にもつながっているのではないでしょうか。

IT関係のマネジメントコストという点では、Telekumoを導入したことが工数削減に直結しています。また、業務を行う上での効率面も大幅に改善したと思います。 例えば、銀行の承認ができるパソコンというのは決まっていて、以前は別のデスクにいても当該パソコンまでわざわざ移動して使わなければなりませんでした。しかしTelekumoのバーチャルデスクトップにそのシステムを組み込んでしまえば、しかるべき責任者のアカウントでログインすることによってどのパソコンからも安全に操作ができます。

普通のパソコンよりも動作は早いですし、オフィスや自宅、どこのデスクでパソコンを立ち上げても、同じ画面で動かせるというのはさまざまな点で利便性を感じます。

当たり前だったパソコンの調達がなくなり、コストも大幅減

Telekumo(テレクモ)を導入後の状況、良かった点などはありますか?

先ほども述べたように急にスタッフを増員させても、パソコンを無理して調達する必要がないのはかなり余裕を感じますね。セットアップなどに時間をかける必要もありませんし。

どの企業でも、必要以上に多くのパソコンを用意して遊ばせておくのはコストの面からいって好ましくありません。維持するためにはパソコン本体の価格に加えて見えないコストもかかってきますから。

Telekumoを導入したことで、これらのコストは実質不要になりました。また、古くなってスペックが低いPCも有効活用できるようになったため、調達コストの削減にもつながりました。
人的コストの面からみても、Telekumo導入の費用対効果はあると感じます。当社のように情報システム専任の社員が在籍していない企業であっても、極端な言い方をすればITリテラシーが高くない社員のみでも、TelekumoでIT資産を管理することは可能だという手応えを得ました。

環境に左右されず、アクセシビティを兼ね備えている

Telekumo(テレクモ)を導入する中で何か印象に残っている具体的なエピソードはありますか?

当社の開発部はMacを使っているのですが、社内システムの中にはWindowsでなければ操作でいないものもあります。ですがTelekumoの導入後は、MacからWindowsの画面を開いて確認したり動かしたりできるようになりました。Macの中でWindowsが同居しているような感覚ですね。これはかなり便利なようです。

あとは、ITリテラシーが高い社員も、そうでもない社員も一様にTelekumoを使えているのを実際目の当たりにすると、「すごいな」と感じましたね。

スムーズな導入後のサポートの手厚さ

Telekumo(テレクモ)を通じた当社の印象(担当者や技術力などでも)を教えてください。

パブリッククラウドベンダーのサービスも検討したのですが、そちらと比較するとサポートが手厚いというのを感じました。

導入後はトラブルやもたつきが多少は生じると思っていたのですが、サポートをしっかりしていただいているので大きなトラブルは発生していません。
従業員は、TelekumoをITシステムではなく「パソコン」だと思って使っていますから、業務のツールとして当たり前に操作できているということですよね。そこまで当たり前のものになっているのは、スムーズな導入とその後のサポートあってのことだと考えています。

非パソコンユーザー向けの仕組み

今後求めるサービスや改善してほしい箇所はありますか?

Telekumoは、エンジニアなどある程度システムに親しんでいる者であれば、導入後すぐに操作できる使いやすいシステムだと思います。

一方で、パソコンに慣れていない、普段業務であまりパソコンを使わない従業員からすると、ログインして操作する、というのに慣れるまで少し時間が必要かもしれません。非パソコンユーザーにももっと使いやすい仕組みが搭載されたらもっと多くのシェアを獲得できるのではないでしょうか。

あとは、16ギガなどパワフルに使えるプランが出ると開発関係などは使いやすくなるかもしれませんね。

本プロジェクト導入エンジニアより

パソコンをはじめとするIT資産管理効率化の実現を目指すS社様は、かねてより計画的にテレワーク環境整備に取り組まれてきました。結果として、コロナ禍でも業務を止めることなくスムーズにテレワーク主体へと移行しています。

弊社は、「情シス不在でも可能なIT資産管理」、「管理にまつわるコストの削減」を達成するお手伝いをさせていただきました。

サポートが手厚いとのお言葉をいただき、エンジニア一同嬉しく思っております。
いただいた改善案については、弊社でもサービス拡充を検討しております。さらなくご愛顧をいただけるよう、より一層精進してまいりたいと思います。

ありがとうございました。

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